コースを読む

 皆様お疲れ様です。昨日までの喧騒が嘘のようなゲレンデです。KSCのトレーニング参加者も一桁となり、かなり吾妻しい練習が出来ました。

 さて、当たり前のことですが、試合ではアップしてインペして1本滑って、ハイ終了です。インスペクションはゲートのインターバル振り幅や斜度を見るだけではNG。斜面の傾きや捻り具合まで加味した斜面構成をしっかり読んだ中でのポールセットを見ることが重要です。同じように見えるセットでも、斜面構成によって全然違うターンの組合せになります。この間のアーデルボーデンGSL、凄い斜面構成なのは周知の通り。オーデルマットの2本目。最後の急斜面の入口、あそこまで真っ直ぐ入ったら次の左ターン絶対落とされるぅ~と思ったら、シャキ~ンと縦に切っていきました。えっマジっと思いましたがメイラードをまくって優勝。これって斜面を知り尽くしているから成せるワザ、間違いない。

 夜間瀬のポールバーンぐらいでも、スタートから見て左にかなり引っ張られています。それによって同じ振り幅でもターンの長さが違って違ってきています。

 試合は一発、頭の中で何度も滑って、体の動きまでイメージ出来るほどインスペクションしてみましょ。

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