週末無事終了・・・

昨晩から久しぶりの雪・・・この時期はやはり雪景色がいいねぇ! まだ1月下旬です。 なかなか安定しない1日の天候、朝は雪・・ガスが降りて視界不良・・と思ったら晴天・・と思ったらガスに雪・・と思ったら気温が下がり雪質が急変・・・まぁ〜よませスキー場ならではの1日にしてバーン条件がコロコロ変化する中ので練習になりました。ご参加の皆様にもこの雪の変化に腹立たしい思いもあったかと思いますが・・・・これもスキー・・・・とは言え、週末の少ない時間にスキーされる皆様に取っては何とも取り扱いにくいコンディションだったと思っています。  良いのか悪いのかは別として、常に自然相手のスポーツではこれが日常と思う方が正しいかも知れませんねぇ?

今日のよませスキー場はメインバーンで南関東ブロックユースよませ大会が行われ、メイプルリーフコースでも別の大会が行われていました。 普通のスキー場では考えられないような事ですが、昔からよませスキー場では当たり前の光景・・・・・我々はいつものポールバーンで週末キャンプを行いながら周りのキャンプを観察しつつゲレンデで一日過ごしていました。 当然レッスンです!

第3リフト沿いには身障者スキー協会(チェアスキー)のキャンプ? 強化合宿? 何れにしてもリフト越しに拝見していましたが、凄い! と言う一言に尽きますね。もし自分があの状況でスキーが出来るか・・・と問われれば・・・・?  いま膝を思うように使う事が出来ない状況でゲレンデに立っていても厳しいと感じている自分が恥ずかしくも思います。 特に、視覚障害者のスキーは見ていても感動ものです! どのような恐怖心との戦いがあるのか・・・・想像しただけでも自分は無理! と答えてしまうそんなスキーです。  人間の神経は時として想像出来ない程に研ぎ澄まされる神経を持ち合わせているんでしょうねぇ。 その神経を持ってすればどんな斜面やスピード、アイスバーンでも何事も無かった如く滑る事が出来るようになるのではと考えてしまします。 健常者(私を含め)の人は、多くの情報を一瞬にして理解できてしまう為に色々な部分が疎かになってしまうのかなぁ? 意識は速く滑りたい! と思う気持ちが最優先し足元、スキーの動き、雪面へのグリップ、速く滑るに必要な要素を蔑ろにしてしまい、意識だけが速く滑りたい! と思う気持ちだ気で滑ってしまう? 分からないが・・・・ 昨日、今日は身障者スキーの皆さんを拝見しながらそんな事を考えてしまいました。

ところで、話は変わります。 本日、よませスキー場では南関東ブロックユースよませ大会が行われていました。 ジュニアスキー普及初め国内の競技スキー強化にあたり大会が多くその機会を作る事は素晴らしい事と思いながらキャンプ進めながらそのゲームを見ていました。 一つの登竜門として大会が行われる事は素晴らしい事と思いますが・・・・一つ気になった事がありました。 それは多くのサポーター(と言いても良いのかなぁ?)、子供達ですから絶対的にサポーターは必要です。  しかし、そのサポートが行き過ぎてしまう事で子供達の発達能力まで断ち切ってしまうのではとないかと心配してしまう所を感じてしまいます。  昭和の人間ですから現在のとの大きな時差はあると思うのですが・・・・

各チームのコーチ? 先生? か分からないがインスペクションから始まってスタートまで付きっ切り状態でアドバイス・・・子供達の頭の中にはコーチのインスペ、戦い戦略がぎっしり・・・詰まってしまっているように見えました。 そこには個人的な戦い方法が見出す事が出来ず、コーチの思うような滑りと戦い方法が存在するだけのように見受けられ個人的には大変残念に見えて、この大会もチームや各コーチの戦いに過ぎないのではと思ってしまう所がほとんど・・・・  子供達が敗れた時の逃げ場所を作ってしまうだけのゲームに見えて仕方ありません。 成長する子供は失敗した時に大きく成長するものです。 その失敗がコーチからアドバイスされた失敗では、自分の失敗にならないので成長しません。 目の前の成績は重要かも知れませんが、失敗する事の重要性も教えてあげなきゃ!  安全に滑ってタイムが出なかったのか? 勝とうとする気持ちが強すぎて失敗したのか?  あまり強すぎるサポートが本当にそのジュニアに取って良い事なのか・・・・

こんな話を聞いた事がある。 海外遠征に出向いて現場のコーチのアドバイスを聞かずジュニア時代のコーチのアドバイスを求める選手がいると・・・今の時代はテレビ電話やYouTubeなど色々な方法でそのアドバイスを得る事は出来るものと思うが・・・・果たしてそのコーチは本当のアドバイスが出来るのかと問われれば疑問! いや全体にできないと言い切れる! スキーの場合・・・・その状況をどれだけ理解出来るか、雪質、斜度、スピード、気温や湿度、現場の雰囲気・・・その場にいなければ分からない事ばかりの中で遠い日本からアドバイス受けたとしても・・・私から言わせれば何にも役に立たずです。 選手の逃げ道を作ってしまうだけにしか感じられません!  

やはり子供達は自立が必要なんです。 負けて自身で責任と取る。 成功して次のステップに上がる。 戦う選手が逃げ道(言い訳、コーチ)を見出した時は全てがその時に終わりです。 特に海外をベースとして戦う種目だったら・・・・自立すの事が最も重要、すべての責任は自分自身にある事を知らないと成長出来ないよねぇ。

今日のジュニア大会を見ながらそんな事を思いながらこの選手の今後は・・・・などと考えてしまいました。 

子供達はスタート台に立った時、自分1人しかいない事をもっと知るべきです。 全て自分で判断し、全て自分で決断し、1人でスタートバーを切るのです。そこに強い自分が構築され、勝てる自分を見つける事が出来るはずです。 コーチはあくまでもほんのちょっとしたサポーターに過ぎない事を知りましょう!

昭和の人間の考えかも知れませんねぇ? 

完全なサポートを受けられるような選手が日本からも出て欲しいですねぇ。

あ〜今日も終わり・・・・

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